♪もう少し、時がゆるやかであったなら♪・堀内孝雄さんの「愛しき日々」の歌を涙をこぼしながら,聴いた事がありました・・この歌と明治戊辰戦争の情景が重なって。そんな悲惨な国内の戦争に至る直前に、 6月19日今日は,
大老・伊井直弼が、締結に踏み切った条約・・・
日米修好通商条約が
アメリカ初代総領事ハリスと、
下田で調印が行われた日です。
その時、新潟は日本海側最大の港町であり、幕府領であることから、貿易港5港の一つ,
開港地として選ばれました。
開港して関税事務を扱う『運上所』が完成したのが、明治戊辰戦争で 新潟が 新政府軍に落ちた 次の年です。それが旧新潟税関庁舎(国重文)です。
当時の税関として現存する唯一の建物です。和風のなまこ壁、洋風のきんちゃく型ガラス窓、大工さんが見よう見まねで造った、擬洋風建築です。
信濃川を挟んで対岸の朱鷺メッセとは対照的ですね。近代的な建物でホテル日航新潟、新潟県立万代美術館、31階には展望室などがあり港の玄関口として威風堂々とした建物を見ることができます。
愛しき日々・一日一日を大切に過ごしていきたいですね